日本に永住できる?北海道で永住ビザを取得する条件!

日本に永住できる永住ビザ。取得が難しそうだからと諦めていませんか?今回は永住ビザを取得したい方のために以下を解説します。

  • 北海道で永住ビザを取得するための条件
  • 家族帯同で永住ビザを申請する場合のポイント
  • 北海道での永住ビザ申請手続きの流れ

申請書面等をよく読んで理解しておくことが大切です。永住ビザを獲得して生活を安定させましょう。

北海道で永住ビザを取得するための条件

北海道で永住ビザを取得するための条件

永住権は、日本に永住する許可を得た外国人に与えられる在留資格です。許可されると、就労活動の制限がなくなり、社会保障なども日本人とほぼ同様に受けられます。しかし、取得には様々な条件をクリアする必要があります。主な条件は以下のとおりです。

  • 継続居住年数
  • 素行
  • 経済力・生活能力
  • 公的義務の履行(納税状況・年金、健康保険の支払い状況)
  • 保証人の保証書

それぞれ解説します。

継続居住年

永住権の取得には、一定期間日本に継続して居住していることが求められます。原則として10年以上日本に在留している必要があります。ただし、この10年間には条件があり、就労資格または居住資格で5年以上在留していることが必須です。つまり、単純に10年日本に住んでいれば良いというわけではなく、相応の在留資格に基づいた滞在実績が重要になります。

素行要件

永住権の許可を受けるには、素行が善良であることが求められます。「素行が善良」とは、簡単に言えば「日本で問題を起こすような人ではない」ことです。

具体的には、以下のような基準が設けられています。

  • 軽微な交通違反を含めて犯罪歴がない
  • 公安を害する活動に関与していない

これらの基準を満たしていないと、永住権の取得は難しくなります。特に、過去に犯罪歴がある場合は、その内容によっては永住権が許可されない可能性が高くなります。また、軽微な交通違反であっても、複数回繰り返している場合は、素行不良と判断される可能性があるでしょう。

経済力・生活能力の要件

永住権を取得するには、安定した収入と生活能力が求められます。これは、日本社会で自立した生活を送れるかどうかの指標となる要素です。具体的には、過去5年間の収入や現在の資産状況などが審査対象となります。

永住権取得のための収入の目安としては、直近5年間で年収300万円以上が一つの基準です。扶養家族がいる場合は、その人数に応じて必要な年収額が増加します。例えば、扶養家族が1人いる場合は、350万円から370万円程度の年収が必要となるケースが多いです。

収入の安定性もポイントです。転職や起業直後など、収入が不安定な時期に申請すると、審査に通りにくい可能性があります。審査では、過去5年間の収入の推移も確認されるため、安定した収入を得ていることの証明が必要です。

収入以外にも、預貯金や不動産などの資産状況も考慮されます。十分な資産があれば、収入が基準に満たない場合でも、永住権が許可される可能性があります。

公的義務の履行(納税状況・年金、健康保険の支払い状況)

永住権取得を目指すうえで、納税状況は審査基準の一つです。滞りなく税金を納めているかどうかは、日本社会への貢献度を測る指標となるからです。

永住権申請にあたっては、住民税、所得税、消費税など、あらゆる税金の直近5年間の支払い状況が審査対象となります。単に未納がないだけでなく、期限内にきちんと納付しているかが重視されます。また、配偶者や扶養家族がいる場合は、彼らの納税状況も審査対象に含まれます。家族全員が適切な納税を心掛けることが大切です。

滞納や未納がある場合は、原則として完納してから5年間は要件を満たさないため、期限内の全額支払いを継続しなければなりません。上記以外にも、固定資産税や自動車税など、所有する財産に応じて課税される税金も存在します。これらの税金についても、滞納がないように注意が必要です。

また、年金や社会保険料の支払いに関しては、申請の直近2年間、期限内に全額を納付していることを証明する書類(領収書や年金定期便のコピー)を提出し、支払い状況を証明する必要があります。

保証人の保証書

日本人、若しくは永住権を持つ外国人等で、申請人のことをよく知る人に保証人になってもらい、保証書に署名をもらいます。

家族帯同で永住ビザを申請する場合のポイント

家族帯同で永住ビザを申請する場合のポイント

永住ビザの申請時に配偶者や子供を同時申請する場合、いくつかの条件と必要書類があります。本節では、家族構成ごとの条件と必要書類を解説します。

家族 条件 必要書類
配偶者 日本人、永住者もしくは特別永住者の配偶者であること ・戸籍謄本 ・婚姻関係を証明する書類
子供 日本人、永住者もしくは特別永住者の子供であること ・戸籍謄本 ・出生証明書

上記に加え、家族全員の身分証明書やパスポート、写真などの基本書類も必要となります。事前に準備をしておきましょう。

北海道での永住ビザ申請手続きの流れ

永住ビザの申請は、入管で行います。申請手続きの流れは以下のとおりです。必要書類をしっかりと準備し、スムーズな申請手続きを目指しましょう。

  • 必要書類の準備
  • 申請書の提出(入管)
  • 結果通知
  • 在留カードの受領

それぞれ解説します。

必要書類の準備

申請に必要な書類を集めます。戸籍謄本や住民票、収入を証明する書類など、様々な書類が必要になります。必要書類は申請者の状況によって異なるため、事前に確認しておきましょう。

申請書の提出(入管)

集めた書類と申請書を入管へ提出します。申請は本人、もしくは申請取次資格を持つ行政書士を通して行います。オンライン申請は利用できません。

結果通知

審査が完了すると、入管から結果が通知されます。審査期間は1年以上かかる場合もあります。

在留カードの受領

審査に通った場合、新しい在留カードが交付されます。これで晴れて日本の永住者となります。

永住権取得は、人生における大きな転換期となる出来事です。申請手続きは複雑で、時間もかかるため、余裕を持って準備を進めることをおすすめします。

北海道で永住ビザの相談なら行政書士あけやま事務所にご相談ください。

永住権の取得は、複雑な手続きや書類作成が必要となるため、専門家のサポートを受けることがおすすめです。北海道ニセコエリアに拠点を置く行政書士あけやま事務所は、外国人のビザ申請に特化したサービスを提供しています。代表者が直接対応し、最初から最後まで責任を持ってサポートいたします。

行政書士に相談するメリットは、ご本人が入国管理局に出向く必要がないことです。特に、札幌入管まで距離のあるニセコエリア・後志管内の方にとっては大きなメリットです。また、入管からの質問や追加書類提出依頼にも迅速に対応いたします。永住ビザの取得でお困りの際は、お気軽に行政書士あけやま事務所にご相談ください。高度専門職ビザ等のその他のビザの相談も承っております。

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事務所名 行政書士あけやま事務所
サイト名 ニセコビザ申請サポートセンター
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