20歳の時、地元のホテルでフロントスタッフのアルバイトをしたことが、宿泊業・観光業に足を踏み入れるきっかけとなる。その後、26歳の時、学生時代からの憧れだった海外勤務の機会を得て、イタリア・ミラノにある日系ホテルに赴任。自分自身も外国人労働者として就労ビザを取得して働く。しかし、言葉が全く話せず、友人が全くいない異国生活は憧れとは程遠く、仕事以外はプチ引きこもりとなる。半年間床屋さんにも行けず、人生初の長髪を経験するなど、外国人故の日常生活上の不便さ、ストレスを実感。時が経つにつれ、語学の習得とともにイタリアワインとオペラに魅せられ、一生このままイタリアで…と思った矢先に、親会社の経営不振による事業撤退で帰国。
帰国後は旅行会社に転職。海外教育旅行の法人営業を担当。16年で延べ10,000人以上の海外渡航を支援。自らも添乗員として2,000人以上の学生と共に海外に出る。サラリーマン生活の1/4、7年間を25か国で過ごした経験を活かし、日本国内のグローバル化に伴い増加している外国籍の方々の法的サポートを行うため、行政書士の資格を取得
2021年12月、ニセコ町に行政書士事務所を開設。観光産業を裏方として支え、私の大好きな観光業に携わる人たちが、自信と誇りをもって働き、一人でも多く、「この仕事に従事してよかった」と、心から思えるようになって欲しい。そして、ニセコ地域の観光産業の更なる発展を、法的手続きを通して支援することで、魅力ある地域社会づくりに貢献することをミッションとして日々活動中。
約2年間のコロナ禍、自粛モードでお客様が全く来なく、営業したくても営業できない、辛く苦しい思いで日々を過ごしてきた、宿泊業・観光業・サービス業。私自身も、つい先日まで、旅行会社の管理職としてこの厳しい状況下で仕事をしてきました。
いま、少しずつコロナ禍からの出口が近づき、渡航制限・移動制限のない2023年となりました。コロナ禍からの完全脱却、V字回復を目指しつつ、国内需要、インバウンド需要回復に対応するためにも、補助金を有効活用して、攻めの経営に転じるには絶好のタイミングかと思われます。
2023年度の最新の補助金情報をお届けする本セミナー、私が観光業専門の行政書士として、宿泊業・観光業・サービス業の皆様を全力で応援したいと考え、今回開催させていただくこととななりました。15社限定の少人数実施とはなりますが、観光業・宿泊業・サービス業をよりよい業界にしたい、観光業を通して地域経済の活性化と地域の魅力づくりに貢献したいと本気で思う事業者様に、ぜひご参加いただきたいと思っております。